Processingでプログラムを書くときの重要な点
プログラミングをするには、プログラムの性質を知っておく必要があります。
今回はProcessingという言語を使用するにあたって、プログラムを読んで書いていくために必要な基礎のキソを扱います。
1. 上から下にかけて順に実行される
当たり前のように思えるかもしれませんが、プログラムは上から下に順に実行されます。意図したものが画面に表示されない時、それは書くべき順番を間違えているからかもしれません。
例えば、以下の2つのプログラムはどのように動くでしょうか?
// プログラム1: backgroundが2行目にある
size(500, 500);
background(255, 0, 0);
fill(255);
noStroke();
rect(100, 200, 300, 100);
rect(200, 100, 100, 300);
// プログラム2: backgroundが最後の行にある
size(500, 500);
fill(255);
noStroke();
rect(100, 200, 300, 100);
rect(200, 100, 100, 300);
background(255, 0, 0);
正解はプログラム1はスイスの国旗が表示されますが、プログラム2の方では全体が赤く塗りつぶされてしまいます。
プログラム1:

プログラム2:

最初に背景をbackgroundで赤にする → 図形を描いていく、という順番にする必要があります。
2. プログラムは全て半角英数字、最後はセミコロン
プログラムを書く際に日本語で指示を書いてはいけません。コメントは日本語で書いても問題ないですが、プログラムを日本語で書くとエラーになってしまいます。
そして、学習し始めた最初の頃にありがちですが、セミコロンを付け忘れるとエラーになってしまうので、最後にセミコロンを忘れないようにしましょう!
// プログラムは日本語NG。コメントは大丈夫
// 最後にセミコロンを忘れないようにする
size(500, 500);
background(255, 0, 0);
fill(255);
noStroke();
rect(100, 200, 300, 100);
rect(200, 100, 100, 300);
3. 座標軸の考え方について
座標軸の扱いについては注意が必要です。一番左上が(0, 0)でx座標は大きくなると右側へ、そしてy座標は大きくなると下側へと移動していきます。
始めは慣れないかもしれませんが、Processingではこのようにして座標を扱うと覚えておきましょう。

4. エラーをしっかり読んで原因を究明する
プログラミングをしているとエラーに遭遇することがたくさんあります。しかし、ここでエラーを怖がってしまってはいけません。
本当に怖いのはエラーとして、誰にも認知されていない(コンピューターにも人間にも)バグです。エラーが出たらむしろラッキー、ここで直せると思ってください!
例えば、プログラムの最後にセミコロンがないと以下のようなエラーが出ます。
このエラーによって、コンピューターがセミコロンがないと教えてくれています!
エラー文を読んでエラーの原因がわからない時は、そのエラー文で検索してみてください。きっと同じエラーに遭遇した人の記事から、解決策を見つけることができます。
AI時代になって人間がプログラムを書かなくても、AIが何とかしてくれる領域が増えました。しかしながら、分からないことを調べて解決する、そしてより良い方法がないか探求する姿勢は、プログラム以外のより高次な事象に対しても重要になってくるので、調べるクセを付けておきましょう。(自戒)
